花火の元になる火薬は、天文12年(1543) 種子島に鉄砲伝来し、火薬も日本にもたらされました。
その後、鉄砲・火薬はまたたくまに日本に広がり製造されました。
そして、その後の花火については下記の記録等が残っています。
1560年 愛知県の三河地方で神社の祭礼に手筒花火を行った。
1585年 皆川山城守と佐竹氏が、今の栃木県で退陣したとき、慰みに花火を焼きたてた。
1589年 山形県米沢城において、唐人の打ち上げた花火をみた伊達政宗が行った。
1613年
花火上手の唐人が、駿府城の二の丸で上げた花火を徳川家康が見物し、それがきっかけで、将軍家、諸大名の間で花火が流行するようになる。
1700年代に入ると両国川(隅田川)の「花火大会」に発展していきます。
日本最古の花火大会は、隅田川花火大会(両国の川開き)です。
※隅田川花火大会の歴史
